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トピックス紹介
社員の自由な発想から生まれる、
百貨店という枠にとらわれない提案。
そごう・西武のユニークな取り組みの数々を
紹介します。
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社員の自由な発想から生まれる、
百貨店という枠にとらわれない提案。
そごう・西武のユニークな取り組みの数々を
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Topics
01
西武池袋本店
「池袋・豊島・西武沿線 レトロ百貨展」
西武池袋本店で2023年8月に開催された「池袋・豊島・西武沿線 レトロ百貨展」。
昨今、世代を超えて人気の「昭和レトロ」というテーマのもと、「見て、食べて、学べる」大博覧会を実現。「当時の思い出が蘇ってきました」「生まれる前にタイムスリップしたみたい」「懐かしいけど新しい!」といったお客さまからの声が多く寄せられ、幅広い世代から好評を得ることができました。
ゲームエリアでは男性や親子連れのお客さまで賑わい、著名人を呼んだイベントにはコアなファンが集まるなど、これまでの催事ではあまり見られない層のお客さまが多く来場され、期間中は催事の押し上げ効果で池袋本店の入店客数が20%増となりました。
この催事は、「昭和レトロ」というテーマから連想するものを担当するプロジェクトメンバー一人ひとりが考えて持ち寄るところからスタート。映画、マンガ、アニメ、音楽、グルメ、歴史、鉄道など複数のジャンルを「昭和レトロ」という大きなテーマのもとコンテンツミックスで編集し、開催目前まで商品や展示品に妥協せずこだわったからこそ、一つひとつは小さなテーマであっても、大規模で魅力的なイベントとなりました。
Topics
02
food edit Chiba
(フードエディットチバ)
そごう・西武では、そごう千葉店に食のOMOストア(※)「food edit Chiba(フードエディットチバ)」を、2023年9月にオープンしました。海にも山にも恵まれた千葉には、おいしいのに知られていないものがまだまだ沢山あります。千葉の人にも、全国の人にも、おいしいものをもっと知ってもらいたい、気軽に手にとってもらいたいという想いからfood edit Chibaは生まれました。扱うアイテムは全て千葉県内の食に関連する商材・ブランドにフォーカス、お取引先との協業を通して新しい小売りビジネスを創出し、千葉の産業を盛り上げることを目指しています。
「food edit Chiba」は西武渋谷店にあるCHOOSEBASE SHIBUYAに続いて2店舗目のOMOストアです。百貨店の強みである「編集力」と「リアルの場」、CHOOSEBASE SHIBUYAで培ったOMOの仕組みを活用し、オンライン・オフライン双方で提案しています。
※OMOストア=店頭とECで顧客・商品・在庫情報が統一されたストア
Topics
03
AIカメラによる
来店顧客の行動分析
そごう・西武では、AIカメラを活用した来店顧客の行動分析を2022年より西武池袋本店とそごう大宮店で開始しています。お客さまの入店客数と属性(性別・年代)に加え、フロアをまたいだ移動履歴(店舗内の位置、買い回りの順序、滞在時間)を分析できるようになりました。このしくみにより、これまでは分からなかった、お買物いただけなかったお客さまの潜在ニーズを把握し、その分析結果をもとに、品揃え・店舗レイアウトの改善につなげることを目的としています。例えば、西武池袋本店の7階=催事場「京都名匠会」は、購買客の6割が50代・60代というデータから、来店されるお客さまも同様の年代と思い込んでいましたが、実際は来店客の3割近くが30代以下であることが分かりました。この結果から、若年層がより楽しめるよう、抹茶のスイーツを用意したり、見た目にも映えるものを取り入れたりしようといったアイデアが出ています。他にも、食品フロアの改装による人流の変化や、食品催事と食品以外の催事によるお客さまの店内の回遊状況を分析し、よりお客さまに買い回っていただき、購買率と客単価を高めるよう活用を進めています。
Topics
04
海外ライセンス事業
マレーシアSEIBU
新店オープン
そごう・西武は海外事業として、台湾、香港、マレーシア、インドネシアにおける現地企業運営の「SOGO」29店舗、「SEIBU」3店舗(※)に、ライセンス事業(商標貸与)を行っています。その中で2023年11月にオープンしたマレーシア初の「SEIBU」百貨店は、アッパーミドル層向けモールの核テナントとしてオープンしたラグジュアリー百貨店です。ラグジュアリーのブランドぞろえに加えて、VIP専用ラウンジや、お買い物のお手伝いを行うパーソナルショッパーを導入しています。接客においては、全ての従業員が上質なサービスを提供できることを目標に、ベーシックマナーの教育にも力を入れています。日本式のラグジュアリーな百貨店を目指すにあたり、そごう・西武が今まで培ってきた百貨店運営のノウハウを出向者の派遣、リーシング支援、池袋本店での受け入れ研修を通じて、サポートしています。今後も海外店舗との連携を通して、「そごう・西武」の更なるブランド価値の向上を目指し挑戦していきます。
※2023年12月時点
Topics
05
セールスプロモーション事業
事例紹介
商事事業本部では、百貨店ならではのノウハウとネットワークを背景に、法人や団体のお客さまが抱える様々な課題に対して最適なソリューションを提案しています。
例えば、お客さまがプロモーションで使用する「プレミアム」や「インセンティブ」をご提案する「セールスプロモーション事業」がその一例です。
全日空商事株式会社様への納入事例では、日本を代表するタオルの産地である今治のタオルを使用したオリジナル品を製作。飛行機に搭乗されたお子さまへのプレゼントとして機内で配布され、好評をいただきました。
また、ヤンマー建機株式会社様へは、ショベルカーなど建機の精巧なミニチュアを納入。内部や可動部分を忠実に再現することで、実物の展示が難しい建機に代わり、販売時のツールとしてご活用いただいています。
一見、百貨店事業とは全く異なる業態のようですが、お客さまに「想像以上の提案」を行うという想いは同じです。
Topics
06
こども靴 下取りサービス
2009年より、そごう・西武の各店では「こども靴 下取りコーナー」を常設。お客さまから使わなくなったこども靴をお預かりし、国際協力NGOジョイセフを通じてザンビア共和国の子どもたちにお届けしています。これまでお預かりした靴は累計で110万足を超えました。こどもたちの足を寄生虫病や破傷風から守るとともに、こども靴を配布する際、母親たちには安全な妊娠や出産・育児についての教育も実施しています。また、日本から輸送する際に使われたコンテナは、妊婦さんたちのマタニティハウスに改装され、安心して出産できる環境づくりにも貢献しています。この取り組みが、企業の社会貢献活動を表彰する「第18回 企業フィランソロピー賞」を受賞しています。