百貨店美術館として国内で初めて
博物館法に基づく登録を行った
1,000㎡規模の本格的美術館
そごう・西武の美術館活動は西武百貨店(現・西武)において、1960年当時、百貨店で一般的だった伝統西洋絵画展とは異なり、ダリ、クレー、コクトーなど近代以降の美術を次々と日本に紹介したことから始まりました。
一方そごう美術館は、横浜の新しい都市づくり「みなとみらい21計画」の先駆的役割を担って1985年にオープン。地域文化と未来を担う子どもたちへの貢献を視野に入れた企画を発信してきました。絵画・工芸・写真など国内外の展覧会を年に約10回、自主企画を含めて開催しています。
海外作家展では「ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」(2019年)など、「千住博展」(2019年)、「水木しげる 魂の漫画展」(2019年)、「令和元年記念北斎展」(2019年)、「ショーンタンの世界展」(2020年)、「ミレーから印象派への流れ展」(2020年)、「篠田桃紅展」(2021年)、「近代日本洋画の名作選展ひろしま美術館コレクション」(2021年)など多くの話題性ある企画を実施しました。
また地元への貢献活動として、展覧会への理解をより深めていただくためのギャラリートーク、ワークショップなども開催してきました。神奈川県および横浜市の教育委員会からご後援を受け、子どものための企画として「ジュニアガイド」を制作、該当展覧会に小中学生の方がご来館の際には無料配布を行っています。