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PROJECT 02

'Social DIS content' by D*Face

'Social DIS content'
by D*Face

About

西武渋谷店が掲げるコンセプト「Art meets Life」(「暮らしに、もっとクリエーティブを。」をテーマに「全館アートプロジェクト」を始動した西武渋谷店のコンセプト)を具現化する、海外アーティストを招いての一大プロジェクト。2019年10月から11月にかけて「'Social DIS content' by D*Face」のタイトルのもと、世界を代表するストリートアーティストD*Faceの作品を特設会場にて展示・販売。そのほか、人気ストリートブランドXLARGEとのコラボレーションアイテムや、D*Faceデザインによるオリジナルフィギュアの世界先行販売なども行う。館内ではD*Faceのアートを複数掲示するなどしてプロジェクトのPRに努め、全館での盛り上がりを演出した。 加えて西武渋谷店A館の井ノ頭通り側壁面に、来日したD*Faceが巨大なウォールアートをリアルで制作。その過程もインターネット上で随時配信された。このウォールアートは、プロジェクト会期終了後1年間展示を続ける。

MEMBER

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堀江 政史西武渋谷店販売促進部販売促進担当

「'Social DIS content' by D*Face」を軸とした店舗プロモーション「STREET SESSION」の全館演出を手掛ける。空間演出はもとより、店内でのプロジェクトPRも総合的に担当。

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小林 美里西武渋谷店販売促進部販売促進担当

「'Social DIS content' by D*Face」のホームページ作成および、SNSでのプロジェクト情報配信を担う。D*Faceのアート、コラボレーションしたXLARGE商品紹介のための掲載用画像の手配なども担当。

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佐藤 友紀西武渋谷店紳士服飾部紳士既製服/紳士洋品係

D*Face×XLARGEコラボレーション商品の特設会場での販売体制づくり、オペレーション、商品の搬入搬出などを担当。会場を訪れるお客さまの安全管理や、商品のお問い合わせ対応等にも携わる。

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府川 奈緒西武渋谷店インテリア・高級雑貨部美術/時計/メガネ係

D*Faceの作品の輸入、搬入に関する諸手続きを担当。氏の作品を安全に西武渋谷店に持ち込んだうえで、その販売も行う。夜間に作品を描くD*Faceに付き添い、各種サポートも実践した。

※所属、職種に関する記載は、2020年2月現在の情報です。

「横のつながり」で困難を乗り越える

堀江:海外アーティストを日本に招いて、このような一大プロジェクトを担当するのは、私にとって初めての経験でした。プロジェクトを進めるうえでは言葉の問題、契約に関する問題など、さまざまな壁にも直面したのですが、それを乗り越えての開催となりましたね。 佐藤:プロジェクトの規模からしても、これまでにないほど多くの部門が絡む企画でした。そのぶん、部門を超えて密なコミュニケーションをとることの重要さをあらためて実感させられたと思います。 小林:同時に、部門内での協力体制もさらに強固になった気がしませんか。私の場合でしたら、SNSで発信するコラボ商品の撮影手配を同僚が手伝ってくれたり……。今まで以上に仲間たちの存在をありがたく感じる経験でした。 府川:私は美術を担当する者として、ウォールアート制作の手配が印象に残っています。当初、「壁に直接ペイントしたい」というD*Faceの要望を、なかなか館の家主さんにご了解いただけなかったじゃないですか。そのためプランが行き詰まるかとも思えたのですが、販売促進部の方々が意見のすり合わせに奔走してくださり、その結果D*Faceの要望を家主さんがOKしてくださった。これは、私たち美術担当の力だけでは成し遂げられなかったことのように思います。 佐藤:今回のプロジェクトに参画した私たちは、いわば一つのチームのようなもの。ですから部門ごとの「縦割り」でなく、部門を超えた「横のつながり」を強く意識しながら、関係者全員がプロジェクトの始動に向け動いていたと思います。

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それぞれの挑戦、それぞれのこだわり

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小林:企画の発端は3年前、そのうえで私たちが準備に動き出したのは会期のおよそ1年半前という長期にわたるプロジェクトでしたが、特に大変だったのはやはりウォールアートの制作。制作日周辺に、ちょうど台風に見舞われてしまいましたからね。それでも、D*Face本人はもちろん、それをサポートする人々も、雨の中かなり頑張ってくれました。 府川:安全の問題上、夜間にしか作業ができないという厳しい環境でしたが、結果的には素晴らしい作品ができあがりました。普段行なっている美術展覧会では、作品は2週間から1ヶ月程度で入れ替わっていきますが、今回は1年間作品を展示できる。しかも、渋谷の街を行く人の目にすぐに飛び込んでくる形で、です。これは美術を扱うものとして、とても嬉しい思いがありました。 小林:制作過程はSNSなどでも毎日配信、タイムリーな情報をお客さまに提供するよう心がけていました。SNSはその種類によってお客さまへの響き方が違うので、その点も工夫しながら配信していたつもりです。 堀江:D*Faceの作品は、とにかくインパクトがある。ですから店内装飾でも十分に活用させてもらいました。例えば催事のメインビジュアルを飾ったスカルを模した作品などは、西武渋谷店A館の入り口に大きく展示。道ゆく人の注目を集め「西武では今、何をやっているんだろう」とお客さまの意識を引き寄せる工夫なども行いました。私は通常、館内の装飾を扱うのが基本なのですが、今回は店外に向けたプロモーションも実践したというところです。 佐藤:そのような効果もあってか、会期中はたくさんのお客さまに訪れていただき、とても盛況だったと思います。そのぶん、お客さまの安全管理を担当していた私は、日々緊張の連続だったのですが……。

ウォールアート制作過程

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府川:海外のお客さまも多かったのが印象的でしたね。 佐藤:ですから、私たちもお客さまが入場を待ち並んでいるときの注意喚起のセリフを、英語・中国語・韓国語でも用意しました。その際には販売促進部の方にも協力いただいたのですが、彼らの仕事のスピード感には驚かされた。翻訳をお願いするのがやや遅くなってしまったのですが、すぐに仕上がったものが手元に届いたんです。そんなところからも、部内の連携の良さが垣間見えましたね。 堀江:細かい打ち合わせはたくさんありましたが、その成果が確かに出て、良かったと思っています。 佐藤:同時に、私はお客さまからのプロジェクトに関するお問い合わせにも応えていたので、美術部門との連携も重要でした。XLARGEとのコラボ商品のことについてはわかるのですが、展示される作品のことも同時に聞かれたり……。そんなときは美術部門に連絡を取ってご返答したりすることもよくありました。 小林:そんな見えない努力の結果が、大勢の来館者という形になって現れたんですね。ただ、なかには直接アートを見に来られない方もいる。かといって、作品やコラボ商品のすべてを見せてしまったら、会場に来る面白みが半減してしまう。ですから、ホームページやSNSの配信にはかなり気を使いました。掲載する写真の角度に気をつけたり、SNSの種類によって写真の内容を変えたり、どうやってお客さまの関心に応えるかにはかなりこだわりました。 堀江:こだわりといえば、複数のイベントスペースでファッション企画を展開してもらったこともポイントだった。その際には、渋谷ならではのストリート感を出すために、工事現場にある足場を店内に組んでディスプレイを行いました。いろいろと開発が進んでいる今の渋谷を、もっともよく表現する装飾になったと思います。

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西武渋谷店=アートの意識を植え付けたい

堀江:ウォールアートをはじめ、初めての経験がたくさんあったものの、関係者が誰一人として「これは無理なのでは」と後ろ向きな発言をすることがなかったのは印象的でしたね。確かに壁はあったけれど、それをクリアするために上司等も一緒になって創意工夫をした。そんなところから、そごう・西武はつくづく「思い描いたことを実現できる会社」だと感じました。 佐藤:準備期間はもちろん、会期中も緊張の連続ではありましたが、新しいことに携われる、そのこと自体が楽しかった。催事を開くたびに思うことですが、今回のプロジェクトでは来場客数の目標を達成できたこともあり、特に「やりきった感」がありましたね。 府川:それに、西武渋谷店の掲げる「Art meets Life」に最適な展示でもありました。ありがちな美術展とはまったく異なるアートの提出ができたと思います。お客さまからの評価も高く、展示したD*Faceの作品はすべて完売との結果になりましたし、確か特設会場でのフィギュアの販売も……。 佐藤:最終的には完売しました。それも、私の「やりきった感」を演出してくれた要因の一つでしょう。 小林:アートについて、西武渋谷店は本当にいろいろなことを実践しているから、若いお客さまも多いのが特徴ですね。 佐藤:そのぶん、常に新しいものが求められるという難しさもあります。けれどその難しさにあえてチャレンジしていくのが、私たち西武渋谷店。だから今後も、同僚や上司と相談しながら「これまでにない」を発見、提供していきたいですね。 小林:その際にはデジタルの力も活用しながら取り組んで、みなさんに西武渋谷店=アートの意識を植え付けたいと思っています。 堀江:渋谷という街は、海外からも注目を浴びているじゃないですか。そして今の時代、誰かが見つけた面白いものは、SNSなどを通じて世界に広がっていく。ですから私としては、自分の手がけた装飾やプロモーションで西武渋谷店が世界で注目を浴びるようにしていけたらと思います。 府川:西武渋谷店に来たら、常に新しい何かが待っている。そこから訪れた人々の中にクリエイティブな気持ちが生まれていく……そんな場にしていきたいですね。

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「横のつながり」で困難を乗り越える

堀江:海外アーティストを日本に招いて、このような一大プロジェクトを担当するのは、私にとって初めての経験でした。プロジェクトを進めるうえでは言葉の問題、契約に関する問題など、さまざまな壁にも直面したのですが、それを乗り越えての開催となりましたね。
佐藤:プロジェクトの規模からしても、これまでにないほど多くの部門が絡む企画でした。そのぶん、部門を超えて密なコミュニケーションをとることの重要さをあらためて実感させられたと思います。
小林:同時に、部門内での協力体制もさらに強固になった気がしませんか。私の場合でしたら、SNSで発信するコラボ商品の撮影手配を同僚が手伝ってくれたり……。今まで以上に仲間たちの存在をありがたく感じる経験でした。
府川:私は美術を担当する者として、ウォールアート制作の手配が印象に残っています。当初、「壁に直接ペイントしたい」というD*Faceの要望を、なかなか館の家主さんにご了解いただけなかったじゃないですか。そのためプランが行き詰まるかとも思えたのですが、販売促進部の方々が意見のすり合わせに奔走してくださり、その結果D*Faceの要望を家主さんがOKしてくださった。これは、私たち美術担当の力だけでは成し遂げられなかったことのように思います。
佐藤:今回のプロジェクトに参画した私たちは、いわば一つのチームのようなもの。ですから部門ごとの「縦割り」でなく、部門を超えた「横のつながり」を強く意識しながら、関係者全員がプロジェクトの始動に向け動いていたと思います。

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それぞれの挑戦、それぞれのこだわり

小林:企画の発端は3年前、そのうえで私たちが準備に動き出したのは会期のおよそ1年半前という長期にわたるプロジェクトでしたが、特に大変だったのはやはりウォールアートの制作。制作日周辺に、ちょうど台風に見舞われてしまいましたからね。それでも、D*Face本人はもちろん、それをサポートする人々も、雨の中かなり頑張ってくれました。
府川:安全の問題上、夜間にしか作業ができないという厳しい環境でしたが、結果的には素晴らしい作品ができあがりました。普段行なっている美術展覧会では、作品は2週間から1ヶ月程度で入れ替わっていきますが、今回は1年間作品を展示できる。しかも、渋谷の街を行く人の目にすぐに飛び込んでくる形で、です。これは美術を扱うものとして、とても嬉しい思いがありました。
小林:制作過程はSNSなどでも毎日配信、タイムリーな情報をお客さまに提供するよう心がけていました。SNSはその種類によってお客さまへの響き方が違うので、その点も工夫しながら配信していたつもりです。
堀江:D*Faceの作品は、とにかくインパクトがある。ですから店内装飾でも十分に活用させてもらいました。例えば催事のメインビジュアルを飾ったスカルを模した作品などは、西武渋谷店A館の入り口に大きく展示。道ゆく人の注目を集め「西武では今、何をやっているんだろう」とお客さまの意識を引き寄せる工夫なども行いました。私は通常、館内の装飾を扱うのが基本なのですが、今回は店外に向けたプロモーションも実践したというところです。
佐藤:そのような効果もあってか、会期中はたくさんのお客さまに訪れていただき、とても盛況だったと思います。そのぶん、お客さまの安全管理を担当していた私は、日々緊張の連続だったのですが……。

ウォールアート制作過程

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府川:海外のお客さまも多かったのが印象的でしたね。
佐藤:ですから、私たちもお客さまが入場を待ち並んでいるときの注意喚起のセリフを、英語・中国語・韓国語でも用意しました。その際には販売促進部の方にも協力いただいたのですが、彼らの仕事のスピード感には驚かされた。翻訳をお願いするのがやや遅くなってしまったのですが、すぐに仕上がったものが手元に届いたんです。そんなところからも、部内の連携の良さが垣間見えましたね。
堀江:細かい打ち合わせはたくさんありましたが、その成果が確かに出て、良かったと思っています。
佐藤:同時に、私はお客さまからのプロジェクトに関するお問い合わせにも応えていたので、美術部門との連携も重要でした。XLARGEとのコラボ商品のことについてはわかるのですが、展示される作品のことも同時に聞かれたり……。そんなときは美術部門に連絡を取ってご返答したりすることもよくありました。
小林:そんな見えない努力の結果が、大勢の来館者という形になって現れたんですね。ただ、なかには直接アートを見に来られない方もいる。かといって、作品やコラボ商品のすべてを見せてしまったら、会場に来る面白みが半減してしまう。ですから、ホームページやSNSの配信にはかなり気を使いました。掲載する写真の角度に気をつけたり、SNSの種類によって写真の内容を変えたり、どうやってお客さまの関心に応えるかにはかなりこだわりました。
堀江:こだわりといえば、複数のイベントスペースでファッション企画を展開してもらったこともポイントだった。その際には、渋谷ならではのストリート感を出すために、工事現場にある足場を店内に組んでディスプレイを行いました。いろいろと開発が進んでいる今の渋谷を、もっともよく表現する装飾になったと思います。

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西武渋谷店=アートの意識を植え付けたい

堀江:ウォールアートをはじめ、初めての経験がたくさんあったものの、関係者が誰一人として「これは無理なのでは」と後ろ向きな発言をすることがなかったのは印象的でしたね。確かに壁はあったけれど、それをクリアするために上司等も一緒になって創意工夫をした。そんなところから、そごう・西武はつくづく「思い描いたことを実現できる会社」だと感じました。
佐藤:準備期間はもちろん、会期中も緊張の連続ではありましたが、新しいことに携われる、そのこと自体が楽しかった。催事を開くたびに思うことですが、今回のプロジェクトでは来場客数の目標を達成できたこともあり、特に「やりきった感」がありましたね。
府川:それに、西武渋谷店の掲げる「Art meets Life」に最適な展示でもありました。ありがちな美術展とはまったく異なるアートの提出ができたと思います。お客さまからの評価も高く、展示したD*Faceの作品はすべて完売との結果になりましたし、確か特設会場でのフィギュアの販売も……。
佐藤:最終的には完売しました。それも、私の「やりきった感」を演出してくれた要因の一つでしょう。
小林:アートについて、西武渋谷店は本当にいろいろなことを実践しているから、若いお客さまも多いのが特徴ですね。
佐藤:そのぶん、常に新しいものが求められるという難しさもあります。けれどその難しさにあえてチャレンジしていくのが、私たち西武渋谷店。だから今後も、同僚や上司と相談しながら「これまでにない」を発見、提供していきたいですね。
小林:その際にはデジタルの力も活用しながら取り組んで、みなさんに西武渋谷店=アートの意識を植え付けたいと思っています。
堀江:渋谷という街は、海外からも注目を浴びているじゃないですか。そして今の時代、誰かが見つけた面白いものは、SNSなどを通じて世界に広がっていく。ですから私としては、自分の手がけた装飾やプロモーションで西武渋谷店が世界で注目を浴びるようにしていけたらと思います。
府川:西武渋谷店に来たら、常に新しい何かが待っている。そこから訪れた人々の中にクリエイティブな気持ちが生まれていく……そんな場にしていきたいですね。

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