PROJECT 3

千葉から最先端の流行を発信。
コト発想の体験型専門店館へリニューアル。

2017年9月、20~30代の女性向けファッションを中心に取り扱ってきた千葉店の別館『JUNNU(ジュンヌ)館』がリニューアルオープンした。リニューアルのコンセプトは、多様なライフスタイルを提案するコト発想の体験型専門店館。リニューアルでこだわったポイントを、テナント誘致を担った専門店部の久高知亜紀(2018年3月より、商品部マーチャンダイザー)と、オープニングイベントの企画など販促を担った販売促進部の田所淳に聞いた。

そごう千葉店
ジュンヌ館リニューアル

これまで百貨店で体験できなかった新しいテナントを見つけ出す

ジュンヌ館リニューアルにあたって一番大切にされたのは、コト発想でお客さまに体験していただくこと。ショッピングだけでなく、加圧トレーニングサロンや、自分でスイーツを作ってSNSで発信できるアトリエなど、体験型のテナントを充実させた。その中で、美容室やエステサロンなどのビューティー関連のテナント誘致を担ったのが久高だ。久高がテナントを選ぶうえで一番大切にしたのが、今までに取引のない、できれば競合にも出店していない新しいお店を見つけることだった。奥渋谷に1店舗しかない人気のヘルシードリンクスタンド、5ヵ月間毎週社長に会って口説き落としたまつ毛エクステサロン、本場インドのオイルを直買い付けしているアーユルヴェーダサロン…。リニューアルオープン前で実績のないジュンヌ館にとって交渉は簡単ではなかったが、様々なテナントが久高の熱意に応じてくれた。加えて久高は、ジュンヌ館のお客さま層を男性にも広げるために、眉毛カットやネイルケア、ヘッドスパなど男性向けのビューティーメニューも充実させた。

ストアコンセプトを広めるイベントやメディアを企画

一方、販促担当の田所は、ジュンヌ館のコンセプトをお客さまに知っていただき、存分に楽しんでいただくための企画を進めていた。オープニングイベントでのトークショーの企画、ホームページやSNSでの情報発信、ドリンクを片手に買い物を楽しむ『ショッピングwithドリンク』という新しいスタイルを定着させるために、ドリンククーポンの配布なども行った。「『体験型専門店』というコンセプトをお客様に知っていただくためには、モノを売る販促と同じことをやっていてはいけない。百貨店ではなくテーマパークと競合する気持ちで新しいことをやっていきたい」と田所。手始めとして、リニューアル後最初のお正月に向けて、様々な体験の詰まった福袋を企画している。

常に新しい体験に出会える場であり続けられるように

リニューアルオープン直後、自らの誘致したドリンクスタンドの応援に駆け付けた久高は、明らかにこれまでと客層が変わっていることを感じ取った。特に男性客が増えていることが特徴的だった。お客さまに話を聞くと、「こんなオシャレで流行りのお店が、千葉に来てくれて嬉しい」という狙った通りの声を聞くことができた。電車や街中でも、「ジュンヌ変わったよね。面白かったよ」などの会話が耳に入ってくる。しかし、もっと多くのお客さまが集まり、多くのテナントが「出店したい」と言ってくれる場所にしていくことが、久高や田所のミッションだ。いつ行ってもジュンヌ館が新しい体験に出会える場所であり続けるように、新しいテナントの発掘やイベントの企画への挑戦は続いていく。

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PROJECT4商事事業部 ブランドマーケティング